【業務効率化】kintoneを活用してExcel業務を効率化!<顧客管理編>
前回こちらの記事でkintoneアプリを作成する流れをご紹介しました。
前回は、Excel管理している案件管理表から「案件管理アプリ」を作成してみましたが
今回は同じく利用頻度が高い「顧客管理アプリ」を作成してみたいと思います!
前回とは少し異なるアプローチで[kintoneアプリを作成]→[Excelからデータを流し込み]という流れで
アプリ作成をしていきたいと思います!
また、顧客管理をExcelからkintoneに変えた場合のメリットについてもお話していきますので
興味のある方はぜひご一読いただけますと幸いです。
<kintoneで顧客管理をするメリット>
顧客情報を常に最新の状態で管理することによってデータの正確性が保たれ、
お客様のニーズの把握や効果的なアプローチ、社内でのスムーズな情報共有など様々な恩恵が得られます。
上記の通り、社内の顧客情報を有効に活用するには最新かつ正確な状態を保つ必要がありますが、
Excelで顧客情報を管理していると以下のような悩みが出てくることがあるかと思います。
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- ・情報が多すぎてファイルが重く、作業に時間がかかる
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- ・いつの間にかファイルが複数されていて、どのファイルが最新かわからない
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- ・誰が最後に編集したかわからない
- ・他の人がファイルを開いていると閲覧・編集ができない
このような悩みは、円滑な業務の妨げになるだけでなく、正確な情報の在処がわからなくなり、
場合によっては大きなミスやお客様からの信頼低下につながることもあります。
注)Microsoft365のWeb版Excel、OneDriveを利用していれば同時編集・閲覧は可能
対してkintoneでの顧客管理には以下のようなメリットがあります。
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- ・登録情報が多くなっても動きが遅くならない
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- ・情報の一元管理が可能(情報が分散せず、最新情報が一か所にまとまる)
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- ・編集履歴が残る
- ・複数人でも同時編集可能
その他にも以下の機能があります。
・他のアプリからも最新の顧客情報を参照可能
・社外からも情報の確認が可能
・業務内容に合わせてオリジナルの一覧が作成できる
・関連レコードで他アプリの情報を集約できる
・レコード、フィールド、アプリに権限設定が可能
Excelからkintoneでの管理に変えるだけでこれだけのメリットがあり、業務効率も大きく上がります。
<アプリの作成方法>
kintoneではアプリの作成方法がいくつかあります。
前回は既存のExcel管理表をそのままkintoneアプリに変換してみました。
今回は、前回と少しアプローチを変えてアプリを作成してみたいと思います。
今回はまずアプリの骨組みを手で作成してから、そこに既存のExcelデータを流し込むという方法で
アプリを作成していきます。
前回は「Excelを読み込んで作成」を選びましたが、今回は「はじめから作成」を選びます。
このようにアプリの作成画面が表示されます。
左に表示されているフィールドを右にドラッグアンドドロップすることで簡単にアプリを作ることができます。
今回は簡単にこのような内容でフィールドを選んでみました。
各フィールドにはそれぞれ任意の項目名を設定することが可能です。
例)数値 ⇒ 顧客No
一通り埋めたら「アプリを公開」を押します。
これでアプリの骨組みは完成です。
しかし、まだアプリにデータが入っていないのでここに既存のExcelのデータを流し込んでいきます。
画面右側にある「・・・」をクリックして「ファイルから読み込む」を選択します。
ここに社内で利用しているExcelを選択して読み込ませてみると・・・
このようにデータが読み込まれ、顧客管理アプリが完成しました!
完成したアプリを見ていきましょう!
先ほどKintoneのメリットで紹介した編集履歴はこのように表示されるため、
誰が、いつ、どのように変更をしたのかをすぐに確認することができます!
<まとめ>
今回はまずアプリの骨組みを作り、そこにデータを読み込ませるという方法でアプリを作成してみました。
kintoneではアプリの作成方法がいくつかありますが、
作成方法によってそれぞれ特徴が異なりますので、今後の記事で紹介していきたいと思います。
また、今回紹介しきれなかったkintoneでデータ管理をするメリットについても
今後の記事でご紹介していければと思いますので、ぜひお待ちいただければと思います!
弊社では、kintoneアプリの開発支援も行っております。
「kintoneについてもっと知りたい」「費用や購入方法を知りたい」等のご相談がございましたら
ぜひ弊社にお問い合わせください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!